心臓ドックで体の中を調べる|病気の悪化を防ぐ方法

医者

心臓や動脈の定期試験

心疾患の早期発見を

医者

人間が生まれてから一生を終えるまでの間、心臓は1日も休まず働き続けます。心臓の筋肉は全身のどの筋肉よりも高い強度と持久力が求められるのです。心臓から伸びる動脈もまた、鼓動に合わせて伸び縮みしています。休み間もなく働き続ける心臓や動脈も、長い人生を経るうちには機能が衰えてくるものです。その結果として心疾患と総称される心臓や動脈のさまざまな病気が発生します。心疾患は命にかかわることも少なくありませんが、症状が進行する前の初期段階で発見できれば治療も十分に可能です。心臓や冠動脈の状態を複数の検査によって調べることによって、そうした心疾患の兆候をいち早く発見することが可能になります。心臓ドックでは、さまざまな方面からの検査を実施して心臓と動脈が健康かどうかを判定しています。1種類の検査だけでは見つけることができない病気でも、方法を変えることによって発見できるようになるのです。心臓ドックは多くの総合病院やクリニックの循環器内科を通じて受けられます。50歳を過ぎたら心疾患の発症リスクが高まりますので、定期的に心臓ドックを受けることが望ましいのです。心臓ドックは心臓と動脈の定期試験とも言えます。

検査の種類

心臓ドックの実施方法は病院やクリニックによって違いますが、日帰りや1泊2日というケースが多くなっています。検査のうち冠動脈CTは血管の状態を詳しく知ることができるため、狭心症や心筋梗塞の他心臓肥大や大動脈瘤も発見できます。画像撮影に最大1時間程度かかり、少量の被ばくもあるので注意が必要です。それ以外の検査方法には被ばくがありません。ホルスター型心電図検査は普段の日常生活で心臓にどれだけの負担がかかっているのかがわかる方法ですが、24時間装着し続ける必要があります。MRIは心臓や血管の非常に精細な断面画像が撮影できるため、多くの心疾患を発見することができます。ただし心臓ペースメーカーを使用している人は、MRIを受けられない可能性もあります。この他にも胸部エコー検査などが実施されることもありますが、心疾患を効率的に発見するためには医師や検査技師の高度な技量も求められます。医療設備が整い、医師や検査技師の技術も高い病院やクリニックなら、心臓ドックによる心疾患のわずかな兆候も発見可能です。インターネットなどで評判の良い医療機関を調べた上で申し込むといいでしょう。